よろこびのうた 感想
以前からブラウザにやたら広告がでるこの漫画。
あまりに頻繁に出てくるので気になってダウンロードしてみました。
ウチヤマユージさんの『よろこびのうた』という漫画です。
読後。。。
寝る直前に読んだのですが、重たかった。
全体的におちついた、静かな物語です。
少年漫画のような激しさはパッと見、ありません。
ストーリーとしては、老夫婦の生活と2人の心中までを描いたお話です。
とても静かで穏やかに読めました。
印象的だったのは、終始ニコニコして落ち着きのあった和子さんが、死ぬ直前に涙を流して、心の中で叫んだところ。
胸に来るものがありました。
記者の拘束、焼身自殺、殺人、死体隠蔽、ヤクザとの商売など、登場人物たちがやってることは凄まじいのですが、それを淡々と書き上げてしまうのが不思議な感じでした。
↓広告にこのカットが出てきたので、ホラーなのかなと最初思いました
とても仲の良い夫婦だった故の最期。
限界集落だとこういうことは良くあるのかもしれませんね…。
ちょっとだけ涙が出るお話でした。