よろこびのうた 感想
以前からブラウザにやたら広告がでるこの漫画。
あまりに頻繁に出てくるので気になってダウンロードしてみました。
ウチヤマユージさんの『よろこびのうた』という漫画です。
読後。。。
寝る直前に読んだのですが、重たかった。
全体的におちついた、静かな物語です。
少年漫画のような激しさはパッと見、ありません。
ストーリーとしては、老夫婦の生活と2人の心中までを描いたお話です。
とても静かで穏やかに読めました。
印象的だったのは、終始ニコニコして落ち着きのあった和子さんが、死ぬ直前に涙を流して、心の中で叫んだところ。
胸に来るものがありました。
記者の拘束、焼身自殺、殺人、死体隠蔽、ヤクザとの商売など、登場人物たちがやってることは凄まじいのですが、それを淡々と書き上げてしまうのが不思議な感じでした。
↓広告にこのカットが出てきたので、ホラーなのかなと最初思いました
とても仲の良い夫婦だった故の最期。
限界集落だとこういうことは良くあるのかもしれませんね…。
ちょっとだけ涙が出るお話でした。
多くの悲劇は、無能な人間の善意によって引き起こされる
人気漫画『ワンピース』のとあるエピソードより。青っ鼻のトナカイ、チョッパーのお話。
映画化もされ、ワンピ読者にはお気に入りの人も多いと思います。
印象的だったので。
大ケガをして死にそうだったチョッパーはドクター・ヒルルクに救われ、彼の家に身を寄せます。
が、チョッパーの怪我が完治した頃、そのヒルルクが不治の病を抱えていることを知ってしまいました。
恩人でもある大好きなヒルルクを救うために、チョッパーは万能薬と言われるキノコを探しに行きます。
数々の困難を乗り越え傷だらけになってやっとの思いでキノコを見つけ出し、ドクターのもとへ届けます。
ドクターに無事キノコを食べさせたチョッパーは1人浮き立ちます。
「これで病は治るんだ!俺は人の命を救ったんだ!」
が・・・
実は自分が食べさせたキノコが、人を殺す毒キノコだったことを友人・くれはから聞かされます。
この後、くれはが泣きながらチョッパーに訴えます。
「いいかい、優しさだけじゃ人は救えないんだ。
人の命を救いたきゃ、それなりの知識と医術を身につけな。
腕がなけりゃ 誰一人救えないんだよ」
ヒルルクを救いたいというチョッパーの優しさでしたが、
正しい知識や技術がなければ、その行動力は悲劇を生んでしまいます。
ヒルルク亡き後、チョッパーは医者になり、主人公・ルフィの船に船医として乗り込みます。
優しさや正義も、正しい知識や技術があってこそだと考えさせられるお話でした。
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えいがえいが映画ー
映画の感想
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過去を変える能力を持った青年が奮闘するお話です
幼馴染の女の子が、過去のトラウマが原因で自殺してしまいます
彼は女の子を助けるために過去に戻り、トラウマとなった出来事を変えます。
ところが、自分が過去をいじったために今度は彼女のお兄さんが不幸になります。
また過去に戻ってお兄さんを救うと今度は自分が・・・。
また過去に戻る・・・。
誰かを救えば、他の誰かが不幸になる
何度も繰り返します
誰も不幸にならない結末はないのかと、最後に主人公がとった選択が切ないんです。
一応、ハッピーエンドでした。
『バタフライエフェクト』/2004年アメリカ